犬の鼻炎の症状や原因、対策法を紹介

犬の鼻炎はウイルスや細菌が鼻に入り、鼻で炎症が起こった状態を鼻炎といい、鼻水やくしゃみだけでなく、目にも症状が現ることがあります。鼻炎は直接命に係わるものではありませんが、ジステンパーなど命に直接かかわる疾患の症状の1つとして発現する事もあるので注意が必要です。そんな犬の鼻炎の症状や原因、対策について紹介します。

鼻炎の原因

鼻炎の原因としては、ジステンパーなどのウイルスや細菌、真菌が鼻に侵入したり、鼻の中に腫瘍ができたり、異物の吸い込みなどで鼻粘膜が傷ついたりといったものがあります。
また、口蓋裂、歯周病などの口の中の疾患やアレルギーが原因となって発症する事もあります。
芳香剤や香水、タバコなどの匂いがするものも犬にとっては刺激物となり、鼻炎を引き起こす原因となる事もあります。
ジステンパーは狂犬病に次いで致死率が高く、発症すると90%が死亡してしまうウイルス性疾患です。
ジステンパーは犬以外の動物にも感染するといわれており、猫やフェレットなどにも感染しますが人間には感染しません。
症状としては、目脂・鼻汁・40℃前後の高熱・食欲不振・元気消失・関・くしゃみなどがあります。

鼻炎の症状

鼻炎の主な症状は鼻水やくしゃみなどです。初期段階では鼻水は水の様にさらさらとしていますが、鼻炎が悪化すると膿のような鼻水をするようになってきます。
膿のような鼻水をしている場合には本来であれば感染しないような弱いウイルスや細菌に免疫力が低下していて感染している危険性があるので、注意が必要です。
鼻と目の間にある鼻涙管にまで炎症が広がってしまうと、鼻涙管が詰まってしまい、目から涙が流れ続けてしまう流涙症を引き起こしたり、粘膜が腫れたり、鼻が詰まってしまい、鼻呼吸ができなくなってしまい、口での呼吸が確認されます。
他の疾患が原因となって症状の1つとして鼻炎が引き起こされている場合には他の症状も発現している可能性があるので、鼻水やくしゃみ以外の症状がないかをチェックし、他の症状が確認された場合には病院に連れていきましょう。

鼻炎の治療

鼻炎の治療としては、抗生物質や消炎剤といった内科的治療が行われることが多く、ジステンパーなどの他の疾患が原因となって鼻炎を引き起こしている場合には原因となっている疾患の治療も施されます。
アレルギーの場合には、抗アレルギー剤の投与が施されたり、アレルゲンの特定を行い、アレルゲンを犬の飼育環境から取り除けば、アレルギーは収まっていきます。
腫瘍や異物、口蓋裂などが原因の場合には内科的治療では根本的な治療ができないので、外科手術が施されます。

鼻炎の予防

鼻炎の予防としては原因によって変わってきますが、ジステンパーなどのウイルスや細菌の場合にはジステンパーなどのワクチンがあるものに関してはワクチン接種を行う事で予防する事はできます。
ワクチンはジステンパー以外にもいくつか予防できる種類があるので、かかりつけの獣医師と相談の上でどの疾患を予防するのかを決定しましょう。
他には犬の飼育環境を清潔にしておいたり、バランスがいい食餌と適度の運動によって免疫力が低下しないようにする事でも予防はできます。
犬は嗅覚が敏感なので、芳香剤などの刺激となる物質との接触させないようにする事も大切です。
歯周病も鼻炎の原因となるので、歯周病にならないようにする事が大切です。歯周病にならないように歯磨きも行うようにしましょう。
鼻水やくしゃみといった症状が確ある場合には動物病院で診察と適切な処置を施すようにしましょう。

まとめ

鼻炎は軽く考えられがちですが、ジステンパーなどの危険度が高い疾患の症状の1つとして発現する事もあるので、愛犬が鼻炎を引き起こしている場合には原因の特定と適切な処置を行う必要があります。
また、芳香剤や香水、タバコなども犬にとっては刺激物となり、鼻炎を引き起こす原因になり得ます。
犬のそばや飼育環境ではそういったものを利用する事は避けるようにする事も大切です。
鼻炎の原因は多種多様にありますが、予防できないわけではありません。飼い主や家族の心がけ次第で愛犬を鼻炎から守る事もできます。

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