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犬の皮膚病とは?原因・症状・治療・よくある症状について解説

ワンちゃんの体は毛に覆われている分、皮膚は人よりも薄くて繊細なので、皮膚のトラブルがとても多いです。皮膚が赤みを帯びている、痒がっている、脱毛しているといった症状が起こります。犬の皮膚病は数多くありますので、それがどのようなものなのかを知っておきましょう。

目  次

▼代表的な犬の皮膚病とは?

▼犬の皮膚病の事前対策について

▼犬の皮膚病の判断方法

▼皮膚病になりやすい犬種は?

▼犬の皮膚病は人間にうつるのか

▼人に移さないための予防法

▼まとめ

 

1.代表的な犬の皮膚病とは?

犬の皮膚病は、いくつか種類がありますので、特に多い皮膚病をご紹介します。

・膿皮症

<膿皮症の主な症状〉
・皮膚が局所的に赤くなる
・ニキビのようなものができる
・環状にフケができる
・かゆみ
・色素沈着
・脱毛 など

「膿皮症」は、皮膚のバリア機能が低下し免疫力が下がるために、常在菌である黄色ブドウ球菌などが皮膚に入り込み、増殖して細菌感染します。常在菌なので普段は何ら悪いことをしないのですが、皮膚のバリア機能が低下していると、これらの常在菌がひっかき傷などから入り込んで増殖してしまい、細菌感染となってしまうのです。とても痒くなり、ニキビのようなポツポツや皮膚の内側から盛り上がるような湿疹、ふけ、かさぶた、そして抜け毛などが見られます。全身にできやすいですが、お腹や脇、内ももに多く発生します。

・真菌症(皮膚糸状菌症)

<皮膚糸状菌症の主な症状>
・皮膚の赤み
・フケ
・かさぶた
・水疱
・円形脱毛
・発疹 など

カビの一種である真菌が皮膚に浸入し炎症を起こし、ドーナツ状の赤い発疹ができたり、脱毛やふけ、かゆみが出ます。真菌は、鼻先や爪などの角質層から増殖しながらから毛穴の中に入り、脱毛など症状が出始めることが多いです。

マラセチア皮膚炎

<マラセチア皮膚炎の主な症状>
・赤みやかゆみ
・脂漏
・フケ
・臭い など

マラセチアというカビの一種が異常に繁殖して起こる皮膚病です。常在菌なのですが、免疫力が低下したときなどにかかりやすいです。犬の皮脂をエサとしているため、皮脂が多く分泌される脂漏症の犬は増えやすいとされています。とても痒がり、ベタベタしたふけや独特のニオイで気づくことが多いです。

・アトピー性皮膚炎

<アトピー性皮膚炎の主な症状>
・かゆみ
・炎症
・脱毛
・色素沈着(炎症の結果、皮膚が黒ずんでしまう)など

ハウスダストやダニ、花粉、カビなどのアレルゲン物質に反応し、症状が出ます。強い痒みと炎症が、顔やお腹、足先、肛門周り、そして脇などに繰り返し起こります。痒いために掻いたり舐めたり、また地面に体をこすりつけたりして、脱毛や皮膚の色素沈着が起こることがあります。比較的若い犬に発生しやすく、生涯にわたって付き合っていくことになる皮膚病です。

ノミアレルギー性皮膚炎

<ノミアレルギー性皮膚炎の主な症状>
激しい痒み
脱毛
赤み
ブツブツ など

体に寄生したノミに刺された時に付くノミの唾液の成分に対して、アレルギー反応を起こすものです。赤いポツポツした発疹が見られ、激しい痒みがあるため、掻きむしったり噛んだり舐めたりするので、炎症を起こすことがあります。

犬の皮膚病の事前対策について

犬の皮膚病を予防したり、症状を軽くしたりするための対策はいくつかありますので、できることはしてあげるようにしましょう。

・温度調節

梅雨の時期から夏にかけては高温多湿なので、体がベタベタして細菌が増えやすくなります。そうなると皮膚病の症状も出やすくなるので、除湿機やエアコンを上手に使い、犬にとっての適切な温度と湿度を保ちましょう。

・乾燥対策

ジメジメも良くないのですが、乾燥しすぎの肌も、バリア機能が低下するので良くありません。乾燥が気になる季節は、保湿成分が入った犬用のシャンプーや入浴剤、保湿剤を使って、肌を守るようにしましょう。

・ストレス対策

犬は留守番が長くて退屈だなと感じる時や、気持ちを落ち着かせたい時などに、体を舐めることがあります。足の先がよだれで濡れている場合、いつも舐めているのでその部分の毛が変色しているような場合は、ストレスを感じている可能性があります。分離不安ではないか、落ち着いて過ごせる環境であるか、日頃たっぷりコミュニケーションをとっているかを見直してみましょう。舐めることや噛むことを止めさせたい時は、エリザベスカラーを付けてみてください。

・害虫や寄生虫への対策

ノミやマダニといった害虫や、ヒセンダニ、毛包虫といった寄生虫は、犬の血を吸ったりアレルギーを起こしたりするので、飲み薬やスポットで予防しましょう。ノミやダニは気温が13℃以上になると活動しますので、室内であれば1年中生息していることになります。そのため、定期的な予防が必要となります。

・アレルギー対策

アレルギーは食べ物やノミ、ハウスダストが要因になるので、掃除をこまめにしてハウスダストを減らし、獣医師と相談しながらアレルギー対応のドッグフードや手作りのごはんをあげるなど、要因を取り除きましょう。薬用シャンプーを定期的に使ったり、洋服を着せたりするのも良い方法です。

・バランスの良い食餌

皮膚の健康を保つためには、栄養バランスのとれたフードを与えましょう。必要な栄養バランスを考えて作られた総合栄養食で問題はありませんが、皮膚や被毛のケアになるサプリメントを試すのもおすすめです。

犬の皮膚病の判断方法

犬が皮膚病かどうかの判断は、年齢や犬種、症状がある部位などから総合的に判断されます。

動物病院では日頃の犬の様子が聞かれますので、犬がどの部分を気にしているか、痒みの有無、皮膚の他に何か気になる症状があるかをきちんと説明できるようにしておきましょう。

獣医師は飼い主からの話と犬の症状を確認して診断しますが、検査が必要となればその検査を行います。寄生虫や細菌の検査やアレルギー検査、そして甲状腺機能低下症が疑われる場合はホルモンの量を見るための血液検査を行うことがあります。

飼い主からの話と獣医師の診察、そして検査の結果から、どんな皮膚病であるかを確定し、治療へと進みます。

皮膚病になりやすい犬種は?

皮膚病の種類によって、かかりやすい犬種があります。

〈膿皮症の場合〉
・ブルドッグ
・パグ
・ボストンテリア
・シェパード

などがなりやすいと言われています。

〈皮膚糸状菌症の場合〉
・フレンチブルドック
・ブルドッグ
・パグ

などシワのある犬種がかかりやすいとされています。

〈マラセチア皮膚炎〉
・シーズー
・ダックスフンド
・パグ
・マルチーズ
・プードル

などがかかりやすいと言われています。

〈アトピー性皮膚炎〉
・柴犬
・フレンチブルドッグ
・シーズー
・トイプードル
・パグ

などがかかりやすいと言われています。

もし中年、高年齢になってから発症した場合は、内分泌疾患が原因のホルモンバランスの乱れや、免疫力が落ちてしまう病気(悪性腫瘍など)の影響で、皮膚に症状が出ている可能性が考えられます。動物病院で診察、検査をしてもらうことをおすすめします。

犬の皮膚病は人間にうつるのか

犬に皮膚病があると、スキンシップをしたときに人間にもうつるのかが気になります。薬を塗ったりする時にもその部位に触れますが、大丈夫なのでしょうか。実は、犬の皮膚病には人にうつるものとうつらないものとがあります。

「皮膚糸状菌症」は、カビが原因で発症しますが、そのカビが人の肌に付くと感染し、脱毛などの症状が起こる場合がございます。又、「角化型疥癬」はヒセンダニが寄生してかかるものですが、これも人にうつります。犬が「角化型疥癬」と診断され、人も痒みを感じるような場合は、皮膚科に行って治療することをおすすめします。

通常は、菌が人の肌に付いてもすぐに発症することは稀です。人の皮膚が持っている免疫バリアーによって守られているからです。しかし、頻繁に菌に接すると、十分に洗い流せず皮膚に留まってしまい、皮膚の内部に侵入し、炎症を起こしてしまうのです。頻繁に犬と触れ合う人ほど発症しやすいです。

重症になることはほとんどないのですが、治りにくいのが特徴です。皮膚に疑わしい発疹が見られたら、早めに治療を受けてください。

人に移さないための予防法

「アトピー性皮膚炎」は、遺伝的なものが原因です。このようなケースは予防することが難しいのですが、早期に気づいてあげることで重症化になるのを予防できます。

遺伝的な原因でない皮膚病の場合は、飼い主の普段の心がけ次第で予防できます。いくつかご紹介させていただきます。

・衛生管理(清潔にする)

シャンプーを定期的に行いましょう。ただし、シャンプーで清潔にするのは良いのですが、やり過ぎると皮膚のバリア機能が低下し、かえって皮膚炎になることがありますので、ほど良いシャンプーの回数を守り、清潔を保つようにしてください。ブラッシングも、強くすると皮膚に傷がついてしまいますので、適切なブラシを使い、適度な力加減で行うようにしましょう。

・ノミ・ダニ対策

ノミ・ダニは駆除薬で駆除します。ノミ・ダニ取り用のコームもありますが、それで全てを取り除くことは難しいです。普段から家の掃除を行い、そして動物病院で犬の駆除薬をもらいましょう。駆除薬は、スプレータイプのものやスポットタイプのもの、そして飲み薬があります。どういったタイプのものが良いか、獣医師の意見を聞き、犬に合ったものを選んでください。また、定期的に予防薬を与えることで、ノミ・ダニが寄生することを防げます。かかりつけの獣医師に相談し、処方してもらうほうが良いでしょう。

まとめ

犬の皮膚病は、犬自身もそうですが、飼い主も見ていてつらいものです。痒がったりしている姿は本当にかわいそうですし、何とかしてあげたいと思うでしょう。犬は言葉で伝えることができませんから、飼い主が気づいてあげることが大切です。

皮膚炎がひどくなってしまってからでは治療期間も長くなりますし、費用もそれだけかかります。早期に発見してすぐに治療に進めば、早く治りますし、犬も長期間不快な思いをせずに済みます。

毎日、数十分でも犬と触れ合うことで、皮膚の異常などに気づくことができます。もちろん、犬の異変すべてに気づけるわけではないので、定期的に動物病院で健康診断を受けるのもおすすめです。

犬は毛に覆われているため、皮膚病になりやすいですから、普段からしっかりチェックし、異変を早く見つけて早く治療に入ることが大切です。犬の皮膚病は放っておいて治るものではなく、適切な治療とケアを行うことが完治への近道となります。

治るまでに時間がかかる皮膚病もありますが、途中で治療を止めてしまうとぶり返すことがあります。根気よく治療を続けましょう。

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