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犬のお手の教え方

1.犬のお手はどうして必要?

犬 しつけ お手

たくさんのことが覚えられないわんちゃんでも、お手はしつけの基本として多くの飼い主が教えたいと思っている動作です。

お手という動作には意味があって、しっかりと覚えさせたいしつけの一つです。

というのも、犬にとって前足、特に肉球というのは敏感で大事な部分ですので、それを他の存在に触らせるというのは信頼がないとできないことだからです。

そのため、信頼関係ができていない犬の肉球を無理やり触ろうとすると、嫌がったり怒ったりすることも多いのです。

逆に、きちんとしつけてお手ができるということは、犬が飼い主のことを主人として認めていて、大事な前足を預けるという服従の象徴でもあるわけです。

こうした犬と飼い主との関係を作るために、お手を早めにしつけることは大事です。

また、犬にとってもお手というのは、飼い主に愛情や要望を伝えるために重要な動作となります。

たとえば、犬がお腹を空かせていてご飯が欲しい時や、一緒に遊んでほしい時などは、飼い主をちょんちょんとお手をするように触ってくることがあります。

こうしてコミュニケーションを取っているのです。

これも、お手から派生した行動ですので、犬が何かを伝えたい時に前足で飼い主に触るという動きを習慣付けておくのはとても大事です。

こうしたコミュニケーションに役立つほか、日常の中でお手ができると役立つことも多いです。

たとえば、散歩の後に足が汚れているので拭いてあげたい時などです。

お手をさせて片方ずつ足を上げさせることができると、スムーズに拭いてあげることができます。

同じように、シャンプーをさせた後に、足回りを乾かしてあげたい時にも、お手をさせて拭いたりドライヤーをかけたりすると楽に作業ができます。

また、爪切りをする時にも順序良くできますし、前足をつかまれるという感覚に慣れていくので抵抗することが少なくなります。

特に、ペットショップなどにお願いして爪切りをするのであれば、スタッフの方が作業をしやすいようにこうした習慣を付けておくことは大事です。

 

2.犬のお手の教え方とコツ

犬 しつけ お手

お手は元気に動き回れるようになれば、いつでも始めることができます。

トイレトレーニングなどの基本的なしつけができたら、すぐにスタートしてみましょう。

お手をさせる時には、基本的におすわりの状態からすることになりますので、まずはお手の前にお座りができるようになっていると楽です。

そして、座った状態から右か左のどちらかの前足を、自分の手のひらの上に乗せるような感じで置いて、そのまま持ち上げてお手の姿勢にします。

もしくは、犬によっては肉球の後ろあたりを触ると、自然と前足を上げることがあります。

これができたら、すぐに褒めておやつをあげます。

こうして前足を上げるという動作を覚えていきます。

 

その後、コマンドを覚えさせます。

「お手」と口に出して言ってから、犬の足を触ってお手の姿勢にします。

もしくは、自然と上げられるのであれば、足を触って持ち上げた時に「お手」と言ってあげます。

そして、どちらの場合でも重要なことは、コマンドに従って前足を上げることができたら、すかさず褒めておやつをあげることです。

今度は、前足を上げたら飼い主が手を差し伸べて肉球部分に触れるようにします。

この時はまだつかんだりしないで、単に触るくらいにしておいた方がびっくりせずに済みます。

そして、手のひらの上に足を乗っけることができたら、毎回おやつをあげるようにして、その時だけに限定します。

これを繰り返していき、自然とできるようになってきたら、軽く手で握ってみるのも良いでしょう。

ただし、いずれにしても犬は足をぎゅっとつかまれるのは嫌がりますので、無理やりするのは避けましょう。

 

3.うまくできない時の対処法

犬 しつけ お手

前足を上げてくれるものの、飼い主の手のひらに乗せてくれないとか、お手自体を嫌がるわんちゃんもいます。

その場合、足を触られるのがとても嫌なわんちゃんである可能性もありますので、おすわりの状態から軽く触るという動きを繰り返して、飼い主に足を触れられる感覚に慣れるようにします。

そして、決して無理に足をつかんだりせずに、気長に繰り返すことが大事です。

足をあげることが出来た場合はしっかりほめてあげることも重要です。

抵抗なく自然とできるようになったら、飼い主の手の上に置けるようにしていくなどして、ステップを踏んでゆっくりと進歩していきましょう。

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