一言で「ドッグフード」といっても、食べるタイミングや栄養価、愛犬の年齢や体型にあった専用のご飯があります。
飼い主にとって、愛犬が長生きしてほしいと思うのは至極当然のことであり、毎日の食事1つで愛犬の健康維持や管理をするのは、命を預かっている飼い主の責務です。
とはいえ、先も申したように、ドッグフードには様々な種類があり、どれを選んだら愛犬が喜んでくれるのかわからないという方が多いです。
そこで今回は、原材料・安全性・食いつきの観点からおすすめのドッグフードをランキング形式で紹介すると同時に、愛犬の体型や年齢、食べるタイミングといった目的に合ったドッグフードの選び方を紹介します。
おすすめのドッグフードランキング
ここでは、原材料・安全性・食いつきの観点からおすすめのドッグフードをランキング形式で15種類紹介します。
1位:モグワン
モグワンは、累計95万人にも及ぶ愛犬家と愛猫家に選ばれた信頼あるドッグフードです。
主原料として、チキンとサーモンの生肉と乾燥肉のブレンドと、愛犬の腸内環境を整えてくれる穀物の代わりに、サツマイモやエンドウ豆、そして厳選した野菜核種をブレンドした総合栄養食です。
愛犬の食欲をそそる肉の風味が復路いっぱいからしてくるので、普段食欲がわかない愛犬も、ペロリと平らげてくれます。
また直径8mm~1cmほどしかないので、口が小さい犬や小型犬でも問題なく食べられます。
年齢 | 全年齢対応 |
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価格 | 4,708円(税込み) |
内容量 | 1.8kg |
目的 | 主食として使用可能 |
カロリー/100g | 361.5kcal |
主原材料 | 乾燥させたチキン&サーモン |
フードタイプ | ドライフード |
原産国 | イギリス |
2位:うまか
UMAKA(うまか)は、九州産鶏肉「華味鳥」を主原料に、大麦、玄米、かつお節、大豆など、多種多様な野菜、穀物等をブレンドした総合栄養食です。
愛犬の健康を脅かす添加物や合成保存料は一切使っておらず、AAFCOが定める総合栄養食基準をクリアするなど、獣医からの評価も高いイチオシのドッグフードです。
また主原料である九州産鶏肉「華味鳥」は、高タンパク質であると同時に低脂質なので、愛犬の内臓にかかる負担が軽く済むだけじゃなく、腸内の善玉菌を増やす目的としてビフィズス菌とオリゴ糖を配合して、愛犬の健康を内側から支えてくれます。
年齢 | 全年齢対応 |
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価格 | 5,478円 |
内容量 | 1.5kg |
目的 | 総合栄養食 |
カロリー/100g | 350kcal |
主原材料 | 九州産華味鳥 |
フードタイプ | ドライフード |
原産国 | 日本 |
3位:アランズナチュラルドッグフード ラム
「アランズナチュラルドッグフード ラム」は、動物性原材料の中でも低脂質でラム肉を主原料にサツマイモやレンズ豆など、9種類もの食材をブレンドしたドッグフードです。
ブレンドした食材1つ1つに、愛犬の健康を維持するために必要な栄養素が含まれているので、日本のみならず、世界25か国で愛用されています。
また、健康を害する香料や着色料の類は一切使用していません。
ラム肉由来の香ばしい香りが、愛犬の食欲を底上げしてくれるおすすめの一品です。
年齢 | 全年齢 |
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価格 | 4,708円 |
内容量 | 2kg |
目的 | 主食 |
カロリー/100g | 342kcal |
主原材料 | グラスフェッドラム肉 |
フードタイプ | ドライフード |
原産国 | イギリス |
4位:このこのごはん
このこのごはんは、小型犬が抱えやすい涙やけや食いつき問題の解決に寄り添った国産ドッグフードです
避けたい穀物や添加物は一切使用せず、ヒューマングレード品質の鶏肉を主原料に、調理された総合栄養食です。
実際、獣医からの評判も好評で、「使っている食材が人間も食べれるものを使用しているほか、栄養バランスも整っている」とのコメントが頂ける実績を有しています。
また小型犬が食べやすい大きさがあり、子犬~老犬までカバーできます。
年齢 | 全年齢対応 |
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価格 | 3,850円 ※初回注文に限り3,278円 |
内容量 | 1kg |
目的 | 総合栄養食 |
カロリー/100g | 343kcal |
主原材料 | 鶏肉 |
フードタイプ | ドライフード |
原産国 | 日本 |
5位:ネルソンズ
ネルソンズは、鶏肉を主原料に、愛犬の消化不全を引き起こさない工夫として、
サツマイモ、バターナッツスカッシュなどを使用したドッグフードです。
主に、中型・大型犬用のご飯として販売されており、口のサイズに合わせて、1粒当たり約1cmと非常に食べ応えがあります。
また、中型・大型犬は、小型犬に比べて消化器官がデリケートなので、よく消化不全を起こすことがあります。
その問題を解決すべく、ネルソンズは、消化負担をかけないグレインフリーのレシピで調理されています。
年齢 | 全年齢対応 |
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価格 | 8,580円 定期コースなら6,864円 |
内容量 | 5kg |
目的 | 主食として使用可能 |
カロリー/100g | 368kcal |
主原材料 | 鶏肉 |
フードタイプ | ドライフード |
原産国 | イギリス |
6位:カナガンチキンウェット
カナガンチキンウェットは、低脂質で動物性タンパク質が豊富に含まれている鶏肉を蒸し焼きにして、うまみ成分を凝縮させると同時に、サツマイモやニンジンなどで栄養バランスを整えたドッグフードです。
カナガンチキンウェットは、ドライフードが苦手な愛犬や、歯が弱く固いものが食べられない愛犬に向いているドッグフードです。
調理の工程で、主菜になる鶏肉を柔らかくしているので、歯が弱い愛犬、特に年を取ったシニア世代におすすめです。
年齢 | 全年齢対応 |
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価格 | 3,520円 |
内容量 | 400g/3缶 |
目的 | 主食として使用可能 |
カロリー/100g | 105.82kcal |
主原材料 | 鶏肉 |
フードタイプ | ウェットフード |
原産国 | イギリス |
7位:ペロリコドッグフード ライト
ペロリコドッグフード ライトは、低脂肪かつ低カロリーながら、主原料である鶏肉と白身魚から豊富な動物性タンパク質が摂れるドッグフードです。
愛犬の健康を阻害する香料や人工着色料、添加物の類は一切使用しておらず、愛犬の消化不全防止につながるグレインフリーのレシピで調理しています。
ただし、材料としてハーブ類を使用しているため、体質に合わない子もいます。
年齢 | 1歳から |
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価格 | 4,708円 |
内容量 | 1.8kg |
目的 | 主食として使用可能 |
カロリー/100g | 326.9 kcal |
主原材料 | 鶏肉&白身魚 |
フードタイプ | ドライフード |
原産国 | オランダ |
8位:Dr.ケアワン
Dr.ケアワンは、動物性タンパク質をふんだんに含んだ鶏肉を主原料とし、ビタミンEや食物繊維が取れる穀物を使用しています。
犬にとって、穀物は皮膚病やアレルギーを引き起こす粗悪原料として見られていますが、あくまで、主原料は鶏肉であり、愛犬の健康を害する穀物をふんだんに使用しているわけではありません。
また、調理には、獣医師や動物栄養学博士が監修しており、涙やけ対策になるうえ、栄養バランスが整ったドッグフードとして太鼓判を押しています。
年齢 | 成犬用 |
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価格 | 2,970円 |
内容量 | 800g |
目的 | 総合栄養食 |
カロリー/100g | 47kcal |
主原材料 | 鶏肉 |
フードタイプ | ドライフード |
原産国 | 日本 |
9位:エッセンシャル
エッセンシャルは、低脂質でありながら動物性タンパク質を豊富に含んだ魚肉を主原料にアレルゲンになりにくい食材を厳選し、調理したドッグフードです。
主原料になる魚肉には、生サ-モン・生トラウト・乾燥ニシン・生白身魚といった4種類の魚肉をドッグフード全体の約77%にも及ぶ割合で使用しています。
さらに、涙やけの原因を作る添加物や着色料は一切使用していないだけじゃなく、穀物も一切含まれていません。
愛犬にとって害となる食材を一切使用せず、健康管理・維持ができるおすすめの1品です。
年齢 | 1歳から |
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価格 | 4,708円 |
内容量 | 1.8kg |
目的 | 主食として使用可能 |
カロリー/100g | 358kcal |
主原材料 | 魚肉 |
フードタイプ | ドライフード |
原産国 | イギリス |
10位:やわか
やわかは、九州産華味鳥を主原料にしたドッグフードです。
冒頭で紹介した「UMAKA」と同じ製造元で調理されており、九州のブランド鶏が持つ風味と「UMAKA」のコンセプトを引き継ぎ、セミドライフードとして調理した1品です。
ドライフードとは違い、ややしっとりとした柔らかさが残っているため、歯が弱い愛犬や、シニア世代のワンチャンにおすすめです。
また完全なドライフードというわけじゃないため、食事と一緒に水分補給もできます。
年齢 | 全年齢対応 |
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価格 | 5,980円 |
内容量 | 1.2kg(80g×15パック) |
目的 | 総合栄養食 |
カロリー/100g | 287kcal |
主原材料 | 九州産華味鳥 |
フードタイプ | セミドライフード |
原産国 | 日本 |
11位:カナガンデンタル
カナガンデンタルは、豊富なタンパク質が含まれている鶏肉(ターキー)と、愛犬の消化を助けてくれるサツマイモなど、効率よく栄養が取れるドッグフードです。
そんなカナガンデンタルには、天然の海藻成分が含まれており、毎日食べるだけで、海藻成分が体内に吸収され、愛犬の毛並みを内側から支えてくれます。
粒の大きさは、一円玉よりもやや小さく、小型犬でも問題なく食べられる大きさです。
またドーナツ状なので、かみ砕きやすいのも1つの特徴です。
年齢 | 全年齢対象 |
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価格 | 5,456円 |
内容量 | 2Kg |
目的 | 主食として使用可能 |
カロリー/100g | 約375kcal |
主原材料 | 全年齢対応 |
フードタイプ | ドライフード |
原産国 | イギリス |
12位:ベニソン
ベニソンは、国産ジビエ(鹿肉)をふんだんに使用したフレッシュフードです。
鹿肉は、鶏肉に並ぶくらい低脂質でありながら高タンパク質な食材であると同時に、吸収効率がいい鉄分を多く含んでいます。
そんな鹿肉を100%使用し、栄養が偏らないよう野菜を合わせて調理したのが、ベニソンです。
フレッシュフードというタイプのドッグフードになるため、ご飯をあげるときは、一度解凍してあげる必要があります。
また単体であげるよりも、まずは普段あげているドライフードに添えて、食いつき具合を伺ってみることから始めるのがいいでしょう。
年齢 | 全年齢対応 |
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価格 | 6,752円 |
内容量 | 2kg(150g×8パック) |
目的 | 一般食 |
カロリー/100g | 約86kcal |
主原材料 | ジビエ(鹿肉) |
フードタイプ | フレッシュフード |
原産国 | 日本 |
13位:ウィリアム
ウィリアムは、「愛のあるドッグフード」をコンセプトにし、愛犬の結婚を第一に考えたドッグフードです。
ウィリアムは、鶏生肉と脱水鶏肉の2種類の鶏肉を主原料と、鶏肉を含む約41種類もの食材でブレンドされています。
食材中には、ワンチャンの血糖値やアレルゲンの原因になりやすい穀物や、香料、添加物は一切使用していません。
健康的な毛並みと関節の維持、さらに、免疫力を強化してくれる栄養素がふんだんに含まれているウィリアムは、コンセプト通り「愛のあるドッグフード」といってもいいでしょう。
年齢 | 全年齢対応 |
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価格 | 4,730円(単品) |
内容量 | 1.8kg |
目的 | 総合栄養食 |
カロリー/100g | 397.8kcal |
主原材料 | 鶏肉 |
フードタイプ | ドライフード |
原産国 | オランダ |
14位:ココグルメ
ココグルメは、獣医師監修のもと、家庭で作る「手作りごはん」をコンセプトにしたドッグフードです。
主原料には、豊富な動物性タンパク質を含んだ国産の鶏肉と魚肉を使い、栄養が偏らないよう数種類もの野菜を低温で調理した1品です。
自然本来のうまみが残る低温で調理しているので、人工甘味料や保存料、香料などの添加物は一切使用していません。
愛犬に、いつまでも健康で長生きしてもらいたい方におすすめです。
年齢 | 全年齢対応 |
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価格 | 3,498円(100g×8袋) 6,402円(100g×16袋) |
内容量 | 800g(100g×8袋) 1,6kg(100g×16袋) |
目的 | 総合栄養食 |
カロリー/100g | 121kcal |
主原材料 | 鶏肉×魚肉 |
フードタイプ | フレッシュフード(冷凍) |
原産国 | 日本 |
15位:アカナ
アカナは、有名なドックフードブランドである「オリジン」の姉妹プランドであるチャンピオンペットフーズ社が製造を手掛けるドッグフードです。
主原料には、鶏肉と七面鳥をふんだんに使用して、高タンパク質が摂れるようになっているため、運動量が多い活動犬や、成長期の子犬に必要な栄養源の確保に向いています。
粒はやや大柄でありながら、脂っこさがないしっとりとした手触りです。
またアカスは、人間も食べられる食材を使用していると同時に、穀物を一切使用していないを証明するヒューマングレードとグレインフリーの2つを有しています。
年齢 | 全年齢対象 |
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価格 | 4,023円 |
内容量 | 2kg |
目的 | 総合栄養食 |
カロリー/100g | 385kcal |
主原材料 | 鶏肉、七面鳥 |
フードタイプ | ドライフード |
原産国 | カナダ |
【目的別】ドッグフードの選び方
前節で、原材料・安全性・食いつきの観点からおすすめのドッグフードを15種類紹介してきました。
ここからは、年齢や悩みといった目的に合ったドッグフードの選び方を解説します。
子犬におすすめのドッグフード
そもそも犬は、生後1年の間で急成長を遂げます。
その成長を促すためにも、豊富な動物性タンパク質と脂肪分が必要になります。
よって、子犬(パピー)用と書かれているものを選ぶのがセオリーですが、全犬種に合致するとは限りません。
例えば、食が細い子に高タンパク質のドッグフードを与えないと、低血糖になる恐れがあります。
つまり、愛犬の運動量と食べる量にあったカロリーを有するドッグフードを選ぶことが大切です。
ここで押さえておきたいポイントは、以下の3点です。
- 動物性タンパク質が豊富に含まれているもの
- 添加物が入っていないもの
- 子犬でも食べられる硬さとサイズのもの
12ヶ月未満の子犬 (パピー)におすすめ!栄養満点のドッグフード3選
シニア犬におすすめのドッグフード
先の子犬用と明記されているドッグフード同様、シニア犬用と書かれているものを選んでも、愛犬の健康状態に合致するとは限りません。
シニア犬の中には、成犬と同じくらい活発に動ける子もいます。
一般的にシニア犬は、年を重ねるにつれて運動量が減り、今まで通りの食生活を送ると、帰っても取ってしまう恐れがあるため、低カロリーのものを与えて、肥満防止に努めるのがセオリーです。
しかし、成犬と同じくらい運動ができ、食欲も旺盛な子がいたり、寝たきりの子もいます。
また、食が細い子に対して低カロリーなものを与え続けると、肉が落ちて痩せ気味になってしまいます。
よって、シニア犬に与えるドッグフードを選ぶときは、運動量と食べる量の2点を参考に選ぶのがいいでしょう。
そのうえで、以下のポイントを押さえておくことが重要です。
- 固すぎないドッグフードを選ぶ
- 消化・吸収がいいものをブレンドしている
- 関節や骨に作用する成分を含んでいる
7歳以上のシニア犬用に!低カロリーでグレインフリーのおすすめフード3選
涙やけにおすすめのドッグフード
涙やけとは、アレルギー、老廃物で鼻涙管が詰まってしまう症状です。
症状の緩和は、毛をカットしたり、病院に連れていくのが一般的ですが、アレルギーや老廃物に原因がある以上、ドッグフードを変えて症状の緩和、改善を図るのがいいでしょう。
そのうえで選ぶものが無添加、つまり、人工甘味料や添加物、香料など、ワンちゃんにとって健康を害する成分が含まれていない天然由来の旨味でブレンドされているものを選ぶのがおすすめです。
たとえば、腸内環境を整えてくれる善玉菌が配合されているもの、アレルギーの原因になる穀物を一切使用していないグレインフリーのドッグフードを与えるなどがあります。
アレルギー対策におすすめのドッグフード
ワンちゃんが引き起こすアレルギーは、ノミや花粉などのほか、人間同様、摂取した食物が原因で発症することもあります。
愛犬がどんなアレルギーを持っているのかは、一度獣医に検査してもらわないとわかりません。
そのうえで、ワンちゃんにとってアレルギーになりやすい食材を必要最小限にとどめているドッグフードをあげることで、症状の緩和が可能です。
とはいえ、愛犬がどのようなアレルギーを持っているのかを一度、動物病院にて検査してもらうのがいいでしょう。
無知である以前に、検査してどのようなアレルギーを持っているかを把握しておいた方が、その後の健康管理がしやすくなります。
アレルギー対策におすすめのドッグフード5選 + 選び方のコツ
ダイエットになるおすすめのドッグフード
ワンちゃんが太ってしまう原因の多くは、運動量に対して、おやつや高カロリーなドッグフードを与えすぎていることが多く、体質にあっていないことも原因の1つになります。
肥満が続くと、以下の病気を発症する可能性が高まります。
- 関節炎
- 糖尿病
- 呼吸器系・循環器の疾患
肥満気味のワンチャンダイエットとしておすすめのドッグフードの特徴は、脂質10%以下のものを選ぶと同時に、今与えているドッグフードの100g当たりのカロリーよりも低いものを選ぶのがおすすめです。
基本的なドッグフードの選び方
一言でドッグフードといっても、その種類は豊富で、初めてワンちゃんを買う人からすれば何をあげればいいのかわからないという方が多いです。
前述した目的に沿ったものを与えるのもいいですが、ここからは、ドッグフードの基本的な選び方を解説します。
年齢にあったものを選ぶ
ワンちゃんの成長段階は、全部で5段階あり、それぞれのライフステージに合わせてあげるドッグフードを考えなければなりません。
- 哺乳期(授乳期)
- 離乳期
- 成長期(1歳まで)
- 成犬期(1歳~7歳)
- シニア(7歳以降)
ドッグフードには、ワンちゃんの成長段階に合わせて、子犬用、成犬用、シニア用などの種類に分岐しているので、ワンちゃんの年齢にあったものを選びましょう。
選ぶ理由として考えられるのが、年齢に応じたものを選ぶことで、成長段階で必要な栄養素が補えるためです。
例えば成長期に入っているワンチャンは成犬期のワンちゃんに比べて、骨の成長に必要なカルシウムやタンパク質などの各種栄養素を多く摂取しなければなりません。
健康的かつ丈夫な体をつくる大事な時期でもあるため、成長期に入っているワンちゃんは、十二分なえいようを取る必要があります。
とはいえ、適正年齢用のドックフードが必ず合うとは限りません。
また離乳食を終えたばかりのワンチャンにドライフードを与えても、噛む力が弱いので噛み切れず残してしまうことが多いので、ぬるま湯でふやかしてあげるなど、小さな工夫1つで食いつき具合が変わります。
体型に合ったものを選ぶ
ワンちゃんには、小型犬、中型犬、大型犬の3つの体型があり、ドッグフードはそれぞれの体型に合わせて粒の大きさが違います。
例えば、中型・大型犬用と書かれているドッグフードを小型犬に与えても、粒が大きすぎるがゆえ、かみ砕けず、のどに詰まらせてしまう事故が起きます。
また、ドッグフードの大きさは、パッケージ外からでしか確認できない仕様となっていますので、購入前に必ず、表記を確認してから購入に至りましょう。
原材料を見て選ぶ
ドッグフードに使用されている原材料の確認も重要です。
与えるドッグフード1つで、ワンちゃんの健康管理ができているといっても過言ではありません。
そのうえで、原材料を確認するとき、絶対に見ておくべき事項が以下のものになります。
- 使用されている添加物
- 主原料の確認
- 人間が食べれるものを使用しているかどうか
- 穀物の使用有無
- 着色料・香料などの添加物を使用していないもの
上記5つを確認してから、前・後述したポイントを押さえて選ぶことで、ワンちゃんの健康管理が容易になります。
また、穀物よりも肉類(鶏肉や魚肉など)を主原料にしているものを選ぶのがおすすめです。
ワンちゃんも穀物が食べられないわけじゃありませんが、消化不全やアレルギーを発症する恐れがあるため、可能な限り、穀物を一切使用していないグレインフリーのものを選ぶのがいいでしょう。
目的に合ったものを選ぶ
ドッグフードを購入するとき、「どんな時に与えるようか」という目的を考えて選ぶようにしましょう。
ドッグフードには、総合栄養食、間食(おやつ)、療法食、ダイエットなどの多目的に分類されます。
例えば、朝昼夜のご飯様にするなら、総合栄養食を購入するのがおすすめです。
総合栄養食1つで、ワンちゃんの健康状態を維持できるほか、成長に必要な栄養がバランスよくブレンドされています。
また、療養中のワンちゃんには、総合栄養食よりもカロリー控えめの療法食を選ぶのがいいですが、与える際は、獣医の指示に従って選ぶようにしましょう。
総合栄養食にこだわる方におすすめのドッグフード10選!獣医師監修フードも紹介
体重を考えたカロリーのドッグフードを選ぶ
愛犬の健康と体重管理を行うのも飼い主の務めです。
肥満に陥れば、先の病気を引き起こす原因になりかねません。
体重を管理するなら、愛犬の成長時期や年齢、運動量などを加味して、1日に必要な摂取量が摂れるものを選びましょう。
なお、カロリー計算は複雑なので、詳細は通いつけの動物病院で聞くようにしましょう。
ドッグフードのよくある質問
ここでは、愛犬の健康と成長時期に見合ったドッグフードを選ぶ前に知っておきたいことや解決しておきたいことを質問形式で解説します。
Q.おすすめのドッグフードはなに?
ドッグフードは、それを食べるワンチャンの年齢や体型、与える目的によって選ぶ種類が変わってきます。
最も基本にしておすすめのドッグフードは、総合栄養食と明記されているものであり、穀物や添加物を一切使用していないものを選ぶのがいいでしょう。
Q.ドッグフードを選ぶときは?
それを食べるワンチャンの年齢や体型に寄り添った専用のものを選ぶと同時に、原材料、与える目的に合致しているかを確認して選ぶようにしましょう。
またパッケージの裏面に記載されている粒の大きさの確認も忘れずに行いましょう。
Q.ドッグフードの食いつきが悪いときは?
食いつきがいいもの(主原料が肉類)のものを使用してみたり、少量のウェットフードをドライフードに足してみるなど、小さな工夫1つで食いつきが変わります。
また、ドライフードを残すようになったら、ぬるま湯でふやかしてみたり、柔らかいものに変えてみるのも1つの手です。
Q.ドッグフードの保管方法は?
専用の保存容器に移し替えて保管するのがいいでしょう。
ジッパー付きのものも高い密封性を有していますが、何回も開け閉めをしているうちに耐久性が落ちていきます。
長く保管しておくためにも、専用の容器に移し替えておくのがいいでしょう。
Q.ドックフードの賞味期限は?
開封時期から、約1ヶ月を目安にするのがいいでしょう。
パッケージにも、賞味期限が記入されていますが、それは未開封の場合に限るケースが多いです。
また、食べるのは人間ではなく、愛犬です。
賞味期限が多少切れても食べれなくはないですが、健康状態に異常をきたす恐れがありますので、安全面を考慮して、賞味期限が切れたものは手早く処分して新しいものを購入するようにしましょう。
愛犬にあったドッグフードを選んで健康維持と管理を行おう
ここまで、ワンちゃんにおすすめのドッグフードと、目的別で見るドッグフードの選び方等を解説してきました。
日々の運動はもちろんのこと、与えるドッグフード1つでワンちゃんの健康状態が劇的に変化します。
愛犬に長く生きてもらうためにも、与えるドッグフードの選定は飼い主の手に委ねられています。
どれを校に有したらいいのかわからないという方は、今回紹介した選び方を参考にしつつ、ピックアップした15種類の中から愛犬の年齢や体型にあったモノを選んでみてください。
ドッグフードの達人では、160種類以上のドッグフードを5点満点で評価したうえで、S〜Eランクでランクづけしています。
最もおすすめなのは、「Sランク」のドッグフードです。
Sランクのドッグフードなら… |
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● ★4.50以上の高得点 ● 無添加で穀物不使用 ● 栄養バランス◎ ● 「獣医師推奨」「ヒューマングレード」など安全なポイント多数 ● お得な定期購入あり |
A〜Eランクの商品とも比較したうえで、愛犬にぴったりなドッグフードを見つけましょう。