「犬にご飯を与える時は1日何回が目安?」
「何時頃にあげたらいいの?」
そんなお悩みをお持ちの飼い主さんも多いのではないでしょうか。
愛犬に空腹で辛い思いをさせたり、与えすぎて肥満にしたりしたくないですよね。
そこで、この記事では、犬にご飯を与える時の回数や時間帯を詳しく解説します。
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結論:年齢別に2回以上に分けて与える
結論から述べると、犬の食事は、年齢に応じて2回以上に分けてご飯を与えることが望ましいです。
年齢 | 回数 |
---|---|
生後3か月まで | |
3〜6か月 | |
半年〜1歳 | |
1歳〜 | |
7歳〜 |
2回以上に分けてご飯を与える時の時間
一般的に、犬の年齢に応じて、2回以上に分けてご飯を与えることが望ましいです。
ご飯を与えるのに適した時間はありませんが、なるべく等間隔で与えるのが理想的です。
2回以上に分けてご飯を与える時の時間をまとめると、以下のようになります。
時間帯の例 | ||
---|---|---|
1日2回 | 朝 | 6時~7時 |
夜 | 18時~19時 | |
1日3回 | 朝 | 6時~7時 |
昼 | 13時~14時 | |
夜 | 20時~21時 | |
1日4回 | 朝 | 6時~7時 |
昼 | 12時~13時 | |
夕方 | 17時~18時 | |
夜 | 22時〜23時 | |
1日5回 | 朝 | 6時~7時 |
昼① | 10時~11時 | |
昼② | 14時~15時 | |
夕方 | 18時〜19時 | |
夜 | 22時~23時 |
ここからは、年齢に応じた回数を詳しく解説します。
生後3か月まで:1日3〜5回
生後3か月までの犬には、1日3〜5回に分けて与えることが適しています。
なぜなら、生後3か月頃は消化器官がまだ発達していないため、水分の多い離乳食を一度に消化できないからです。
1日に3〜5回に分けて、少量ずつ与えましょう。
3〜6か月:1日3〜4回
生後3〜6か月の犬には、1日3〜4回に分けて与えることが適しています。
だんだん消化器官が発達して、乳歯から大人の歯に生え変わる時期です。
1日に3〜4回に分けて、少量ずつ与えましょう。
半年〜1歳:1日2〜3回
半年〜1歳の犬には、1日2〜3回に分けて与えることが適しています。
成長期のピークの時期で、一日に食べる量も安定します。
少しずつ成犬用のフードに切り替えて、1日に2〜3回に分けて与えましょう。
1歳〜:1日2回
1歳以上の犬には、1日2回に分けて与えることが適しています。
与えすぎると肥満になる可能性があるため、1日のカロリーは守りましょう。
ちなみに、1日1回の食事はおすすめできません。
以下のような理由があるからです。
- お腹が空きすぎて胃液を吐きやすくなる
- 空腹のため早食い・ドカ食いをして胃腸に負担をかける
- 空腹感を感じる時間が長くなる
7歳〜:1日2〜3回
7歳以上の犬には、1日2〜3回に分けて与えることが適しています。
シニア犬になると、代謝が落ちたり消化器官が衰えたりするため、1日に与える回数を増やします。
認知症の症状が現れると、食事したことを忘れてしまい、1日に何度もご飯を要求してくることがあります。
しかし、シニア犬は元々運動量が低いこともあるため、食事を与え過ぎて肥満にならないように注意しましょう。
例外:間隔の調整が必要な場合
年齢以外にも、犬の体調に応じて、ご飯の間隔を調整する必要があります。
具体的には、以下のような場合です。
- 食欲が低下している
- お腹が空くと胃液を吐く
上記のような状態の時は、一度に与える量を少なくして、1日の食事回数を増やしましょう。
ご飯を与える時の注意点
ご飯を与える時の注意点には以下のようなものがあります。
- 運動の前後に与えない
- 食べないご飯は片付ける
- ダイエットは成犬になってから
それぞれ詳しく解説します。
運動の前後に与えない
ご飯を与える時は、散歩や室内遊びなど運動の前後に与えないようにしましょう。
犬は食べたものを消化するのに4〜6時間かかるため、食べてすぐに運動すると、胃捻転転(いねんてん)になる危険性があります。
また、運動の後も、1〜2時間の間隔を開けずに食事をすると、胃拡張や胃捻転(いねんてん)になる危険性があります。
そのため、以下のようにすると良いでしょう。
- 運動
- 1〜2時間空ける
- 食事
- 1〜2時間空ける
- 運動
それぞれ詳しく解説します。
食べないご飯は片付ける
ご飯を与える時は、食べないご飯は片付けることを心がけましょう。
なぜなら、犬は食べ物を隠す習性があるからです。
食べないからといって、いつまでもご飯を置いておくと、食べ物を隠そうとします。
また、ご飯を長時間置いておくと腐敗する危険性もあるため、食事の時間を決めましょう。
ダイエットは成犬になってから
ご飯を与える時は、ダイエットは成犬になってからすることを心がけましょう。
なぜなら、成犬になる前に食事量を減らしてダイエットなどをすると、健康的な成長を妨げることになるからです。
小型犬で7〜8か月、大型犬で1年程度までは成長期のため、体重や食事量が安定しないこともあります。
ご飯を与える時間を決めるメリット
ご飯を与える時間を決めるメリットには以下のようなものがあります。
- ご飯の時間まで落ち着く
- 生活リズムをつくれる
それぞれ詳しく解説します。
ご飯の時間まで落ち着く
ご飯を与える時間を決めるメリットには、ご飯の時間まで落ち着くことが挙げられます。
毎日同じ時間帯にご飯を与えていると、犬は学習して「この時間まではご飯がもらえないんだな」と大人しく待つようになります。
生活リズムをつくれる
ご飯を与える時間を決めるメリットには、生活リズムをつくれることが挙げられます。
毎日同じ時間にご飯を食べることで、眠る時間や運動する時間も決めることができます。
生活リズムをつくることで、犬の健康につながります。
ご飯を与える時間を決めるデメリット
ご飯を与える時間を決めるデメリットには以下のようなものがあります。
- ご飯の時間に要求する
- 遅れると犬がトレスを感じる
それぞれ詳しく解説します。
ご飯の時間に要求する
ご飯を与える時間を決めるメリットには、ご飯の時間になると要求することが挙げられます。
毎日同じ時間帯にご飯を与えていると、犬は学習してご飯を要求するために吠えたり、噛み付いたりすることもあります。
遅れると犬がストレスを感じる
ご飯を与える時間を決めるメリットには、遅れると犬がストレスを感じることが挙げられます。
毎日同じ時間にご飯を食べるため、遅れると犬にとって不慣れな環境となり、ストレスを感じやすくなります。
まとめ
以上、この記事では、犬にご飯を与える時の回数や時間帯について解説しました。
最後にポイントをおさらいしましょう。
年齢 | 回数 |
---|---|
生後3か月まで | |
3〜6か月 | |
半年〜1歳 | |
1歳〜 | |
7歳〜 |
犬にご飯を与える時間を決めることで、健康的な生活リズムをつくることができます。
無理のない範囲で、毎日同じ時間帯に与えるようにしましょう。
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